脅威·2026-03-18·5 分
ソーシャルエンジニアリングの手口
技術ではなく心理を狙う攻撃。代表的なシナリオと組織内での備え方を整理します。
ソーシャルエンジニアリングは、人間の心理(権威への服従、緊急性、好意、互恵性など)を突いて情報を引き出す攻撃です。技術的な脆弱性ではなく、人がもつ判断のクセを利用します。
代表的な手口に、上司や取引先になりすまして送金を指示するビジネスメール詐欺(BEC)、IT 担当を装って社内パスワードを聞き出すプリテキスティング、廃棄書類から情報を集めるダンプスター・ダイビングなどがあります。
個人レベルでは「電話やメールで指示された送金・パスワード変更は、別経路で必ず確認する」というルールを徹底することが効果的です。組織では、想定攻撃シナリオの訓練と、出金フローでの複数人承認が有効です。
KEY TAKEAWAYS
- ▸急かされたとき、自分のサイクルを止めて確認する
- ▸送金や認証情報の変更は、必ず別経路で再確認する
- ▸「上司の名前」だけで信用しない。プロセスを信用する